【研修レポート】通訳案内士向け酒蔵研修ツアーin会津(1日目/2日間)

2017/12/20 [福島県]
レポーター: 日本酒蔵ツーリズム推進協議会 編集部

日本酒蔵ツーリズム推進協議会は、12月15日(金)~16日(土)に、「通訳案内士向け酒蔵研修ツアーin会津」を実施しました。

NPO日本文化体験交流塾 / True Japan Tour株式会社が募集した約40名の通訳案内士が、酒蔵見学とテイスティングを中心に、鶴ヶ城や大内宿等の歴史的な資源の見学を行う研修ツアーになります。

本研修ツアーは、外国人旅行者の対応、特に日本酒への関心が高い欧米系旅行者への外国語対応が出来る通訳案内士「外国語対応酒蔵ツーリズムガイド」を養成することが目的となります。

酒蔵では酒造工程、技術等のディテールだけではなく、欧米人視点での「ワイン文脈」からの説明や、ワインの世界では当たり前の「酒と郷土食のペアリング」という観点からの日本各地域の食文化を総合的に知りたい、楽しみたいという欧米旅行者のニーズに対応できる通訳案内士を育成、今後派遣していくことを目指した研修になります。

【第1日目】

東京タワー近くの機械振興会館に通訳案内士が集まり、いざ出発!

バスの中では、日本酒の歴史と造りと味わいの基礎研修、会津の酒蔵と魅力を説明する観光予習をおこないました。本ツアーのガイドも務めるNPO日本文化体験交流塾 / True Japan Tour株式会社の日本酒学講師の説明と資料は分かりやすく、酒蔵訪問が待ち遠しくなりました。


会津若松市の末廣酒造に到着。酒蔵見学と日本酒の特別講義!

山廃造りの元祖である末廣酒造は、江戸時代の嘉永三年(1850)創業の酒蔵です。


酒蔵見学をしながら、日本酒造りの学習、お燗の温度の教育等を学びました。新城社長のユーモアたっぷりの説明は印象に残っています。江戸時代の建造物や野口英世と縁のある品もあり、見応え、聞き応えがありました。新城社長が大切にしている「不易流行」の言葉は、老舗酒蔵にとってのキーワードです。


福島のTV局と新聞社の取材

取材では、日本酒蔵ツーリズム推進協議会の役割、今回のツアーの目的、通訳案内士としての学び、インバウンドの動向、全国新酒鑑評会の受賞蔵数No.1の福島に注目した理由などが質問されていました。


会津料理の田季野(たきの)では、会津若松観光ビューローによる観光紹介からスタート

会津若松は武家の伝統がいまも息づく土地です。研修会場となる田季野は、会津西街道沿いの大名宿であった豪壮な糸沢陣屋をそのまま移築した会津伝統料理の店舗です。そんな歴史的建物で会津若松観光ビューローから、会津若松、東京と福島・栃木・茨城をつなぐダイヤモンドルート等の観光情報を映像等で説明して頂きました.。

 

『WSET® SAKE講座』鈴木更紗講師による日本酒のテイスティング講義

世界最大のワイン教育機関で日本酒資格講座も世界各国で実施しているWine & Spirt Educational Trust(WSET®)の『WSET® SAKE講座』(日本認定校運営:キャプラン株式会社)の鈴木更紗講師による日本酒テイスティング講義を開催。欧米旅行者のニーズに対応したワインメソッドでの日本酒の外見、香り、味覚・あじわいの表現方法を学習しました。ワインを普段から飲んでいる外国人旅行者に対して、日本酒を説明するためにはとても重要なメソッドになります。


会津料理と地酒のペアリング研修がスタート!

田季野は、JR東日本「TRAIN SUITE 四季島」で元祖輪箱飯(わっぱめし)を提供しています。棒元祖輪箱飯(わっぱめし)鱈煮、鰊山椒漬、饅頭の天ぷら!会津一本葱そば等の様々な会津伝統料理と地酒とのペアリングになります。
末廣酒造の微発泡酒「ぷちぷち」をシャンパングラスに注いで新城社長の「乾杯!」ご発声でスタートします。新城社長から様々な日本酒や料理の説明、鈴木講師からのぺリングアドバイス(末廣酒造から特別に提供して頂いた古酒と饅頭の天ぷらの相性は抜群!)等を随所に挿みながらの研修になります。末廣酒造以外からも様々な酒蔵から会津の日本酒をご提供頂き、本日のメインイベントは大盛況となりました。

末廣をはじめ会津の12蔵の地酒と郷土料理の相性は素晴しかったです。

 

【第2日目】の研修レポートは、こちらです。