古事記に記述があることから、日本酒発祥の地ともいわれる島根県。その島根県で蔵を構える右田本店は、何と1602年創業という島根県最古の酒蔵です。「飲みやすい」「旨みがある」「余韻を楽しめる」という三位一体の日本酒造りを掲げるこの酒蔵は、地下30mから汲み上げた軟水を使用し、伝統の味を今に伝えています。

宗味改良雄町純米大吟醸

その右田本店が製造するブランド「宗味」が初めて作られたのは、何と関ヶ原の戦いが終わった直後。まだ戦国時代のことなのです。そんな歴史ある日本酒に改良を重ねて生み出されたのが、ここで紹介する「宗味改良雄町純米大吟醸」です。すっきりキレのある辛口のこの日本酒は、ほのかにフルーティーな後味も残します。洗練されたパッケージングも相まって、今後その人気を高めていくことでしょう。